ホームページとInstagram、小さなお店はどっちが必要?
ホームページとInstagram、小さなお店にはどちらが必要?それぞれの得意・不得意、業種別の早見表、SNSで集客してホームページで予約・注文を受ける使い分けを解説します。
お店を始めると、最初に迷うのがホームページとInstagram、どっちが必要かです。Instagramは無料で、使い慣れていて、数分で始められます。ホームページは難しそうで、お金もかかりそうに見えます。でも実際は、それぞれ得意なことが違います。この記事では両者を簡単に比べ、業種別の早見表と、手間をかけずに両方を使う方法を紹介します。
まとめ、知っておきたい6つのこと:
- Instagramが得意なこと
- ホームページが得意なこと
- ホームページとInstagramの比較表
- Instagramだけで十分なとき
- ホームページも用意したほうがいいとき
- 両方使う:SNSで集客、ホームページで予約・注文
1. Instagramが得意なこと
Instagramの一番の強みは、お客さまがすでにそこにいることです。投稿すれば、フォロワーが見て、いいねやコメント、DMをくれます。
- **新しいお客さまに届く:**ハッシュタグや保存、シェアで、フォロワー以外にも広がります。
- **すぐにやりとりできる:**質問にはDMですぐ答えられます。
- **毎日の更新:**新商品、入荷情報、お客さまの写真。
- **無料で簡単:**スマホがあれば誰でも始められます。
弱点は、古い投稿がすぐに流れてしまうこと。価格や営業時間を知りたいお客さまは探しきれず、結局DMで聞いてきます。また、誰に投稿を見せるかはアプリが決めるので、お店側では選べません。
2. ホームページが得意なこと
ホームページはネット上のあなたのお店です。24時間開いていて、自分の好きなように並べられ、情報が流れて消えません。
価格札のついたパン棚のように、ホームページなら質問しなくても商品と価格がすべてわかります。写真:Daria Shevtsova(CC0)
- Googleで見つかる:「近くのパン屋」「駅前 花屋」と検索した人がホームページにたどり着けます。
- **情報が一か所にそろう:**商品、価格、営業時間、住所、地図、よくある質問。
- **予約・注文フォーム:**お客さまが入力すると、LINEやGoogleスプレッドシートに届きます。
- **一つのリンクで済む:**ショップカードに印刷し、レジにQRコードを置き、LINEやGoogleマップにも載せられます。
弱点は、SNSのように偶然見かけた人を呼び込む力は弱いこと。最初に一度きちんと整え、価格が変わったら更新する必要があります。
3. ホームページとInstagramの比較表
| ホームページ | ||
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料でつくる方法あり。独自ドメインは有料 |
| 新しいお客さまに届く | 強い(ハッシュタグ・シェア) | 弱め(Googleと共有したリンク) |
| Googleで見つかる | 限られる | 文章と情報が十分なら強い |
| 全商品と価格を見る | 難しい(投稿が流れる) | 簡単(カテゴリーで整理) |
| 予約・注文 | DMで受けて手で書き写す | フォームがLINEやスプレッドシートに直接届く |
| 誰に見せるか決めるのは | アプリ | あなた |
| 毎日の更新 | 最適 | あまり変わらない情報に向く |
表を見るとわかるとおり、SNSは会話のため、ホームページは伝えて注文を受けるための場所です。
4. Instagramだけで十分なとき
お店がまだ小さく、知り合い中心で売っているうちは、Instagramで十分です。
小さな屋台、少ない品数、なじみのお客さま。それならSNSと価格の黒板で十分なこともあります。写真:Daria Shevtsova(CC0)
- 商品が10点くらいまでで、価格もあまり変わらない。
- お客さまの多くが友人、ご近所、今のフォロワー。
- まだお試しで、続けるかどうか決めていない。
- お客さまが来店する決まった場所がない。
この場合はプロフィールを整えましょう。わかりやすいアイコンとプロフィール文、DMの返信時間、価格をまとめたハイライトや固定投稿を用意します。
5. ホームページも用意したほうがいいとき
お客さまから同じ質問を何度もされるようになったら、または知らない人にも見つけてほしいなら、ホームページを用意するタイミングです。
- 商品やメニューが10〜15点以上あり、価格・サイズ・色がある。
- 店舗や決まった住所があり、営業時間と地図を載せたい。
- 予約(サロン、整体、クリニック)や事前注文(ケーキ、花束、ギフト)を受けている。
- Instagramだけでなく、GoogleやGoogleマップで見つけてほしい。
- 外国からのお客さまにも売りたく、複数の言語や通貨が必要。
デザインも価格も多い花屋なら、ホームページで選んでから連絡してもらえます。写真:rawpixel(CC0)
たとえば花束のデザインが50種類ある花屋。Instagramでは、お客さまが投稿を一つずつ見て「これはいくらですか?」とDMします。ホームページなら、用途で絞り込み、価格を見て「このデザインで注文」を押し、お届け日を選ぶだけ。お店は確認するだけです。
6. 両方使う:SNSで集客、ホームページで予約・注文
多くの小さなお店にとって一番いいのは、両方を使い、それぞれに役割を持たせることです。
- Instagramにはいつもどおり投稿し、「全商品と価格はプロフィールのリンクから」と添える。
- ホームページのリンクをInstagramのプロフィール、LINE公式アカウント、Googleマップに載せる。Googleマップにお店を登録する方法もどうぞ。
- **DMにはリンクで答える:**価格を聞かれたら、打ち直す代わりにその商品グループのリンクを送る。
- QRコードを印刷して、レジやショップ袋に。
こうすればSNSは新しいお客さまを呼び込み、ホームページは変わらない情報を伝え、寝ている間も注文を受けてくれます。ホームページ作成サービスの比較は無料ホームページ作成サービス比較を、Instagramのビジネス向け情報はInstagram for Businessをご覧ください。
まだホームページがない方は、無料でホームページ作成する方法を見るか、無料ホームページテンプレートからパン屋や花屋のテンプレートを選び、店名・写真・価格を替えて、Instagramのプロフィールにリンクを貼りましょう。
記事で紹介したテンプレート
よくある質問
小さなお店はホームページとInstagram、どちらから始めるべきですか?
商品が少なく、お客さまの多くが知り合いなら、まずInstagramで十分です。商品が10〜15点を超えたとき、料金表や営業時間を載せたいとき、Googleで見つけてほしいときはホームページも用意しましょう。
Instagramがあれば、ホームページはいりませんか?
必須ではありませんが、ホームページがあるとGoogleで見つけてもらえ、商品と価格を一か所で見せられ、DMで質問しなくても予約・注文してもらえます。Instagramは投稿とやりとりのために続けましょう。
ホームページはお金がかかりますか?
無料でつくる方法もあります。テンプレートを選び、店名・写真・価格を替えて公開するだけです。独自ドメインを使いたい場合のみ費用がかかります。
ホームページがあればInstagramはやめてもいいですか?
おすすめしません。SNSは新しいお客さまとの出会いとやりとりが得意で、ホームページはすべてを伝えて注文を受けるのが得意です。両方あると力を発揮します。