日本語
マイサイト 無料で始める

お店の年末年始準備:ホームページ・商品・初売りのコツ

お店の年末年始準備を11月から。営業日のお知らせ、お年賀・おせち・福袋の予約、値引きに頼らない初売り、受付締切、お客さまへの伝え方まで。

暗い背景に火花を散らす手持ち花火

年末年始は、パン屋、花屋、ドリンクスタンド、青果店、ギフトショップにとって一年で一番忙しい時期のひとつです。そして一番慌ただしい時期でもあります。問い合わせが集中し、入荷は遅れ、営業時間は数日ごとに変わります。年末年始のお店の準備を11月から始めておけば、同じ質問に何十回も答えずに、売上を伸ばせます。この記事では、2026年末から2027年のお正月に向けた8つの準備とスケジュールをまとめました。

まとめ、年末年始までにやること8つ:

  1. 年末年始の準備スケジュールを決める
  2. 年末年始の営業日と休業日を知らせる
  3. 年末年始の商品とメニューをつくる
  4. 値引きに頼らない年末商戦と初売り
  5. 予約を受け付けて締切を決める
  6. 店内を飾り、ホームページの写真を替える
  7. ホームページ、LINE、Googleマップで知らせる
  8. 年明け:初売りでお客さまを迎える

1. 年末年始の準備スケジュールを決める

多くのお店は12月29日〜1月3日ごろを休業や短縮営業にし、お客さまは12月中旬からお歳暮、クリスマス、お正月の買い物を始めます。そこから逆算すると、次のようになります。

  • **11月:**年末年始の商品とセットを決め、原価を計算し、箱・袋・のし・カードを発注。
  • **12月上旬:**商品写真を撮り、年末年始の価格表をつくり、ホームページを更新。予約受付を開始。
  • **12月中旬:**常連さんや法人のお客さまに、お年賀・手土産の予約をご案内。
  • **12月下旬:**販売のピーク。予約品のお渡し、在庫と売り切れを毎日更新。
  • **年末の配送締切:**宅配便の混雑を見て、遠方への発送は早めに締め切り、それ以降は店頭販売か近隣配達のみ。

ブラックフライデーやクリスマスの企画をしたなら、写真・価格表・ギフト箱の多くをそのまま使えます。ブラックフライデーとクリスマスのアイデアも参考にしてください。

2. 年末年始の営業日と休業日を知らせる

この時期に一番多い質問は「いつからお休みで、いつから開きますか?」です。

お店のガラス扉に掛けられた CLOSED と書かれた黄色の丸い札 休業日と営業再開日をはっきり書けば、お客さまが閉まったお店に来てしまうことがありません。写真:rawpixel(CC0)

一か所にまとめて一度で答え、そのリンクをどこにでも送りましょう。

  • 12月の忙しい時期の日ごとの営業時間(普段より早く開けて遅く閉めることも多いはず)。
  • 休業期間と営業再開日。例:「12月30日〜1月3日休業、1月4日より通常営業」。
  • 予約と発送の締切(5を参照)。
  • 休業中に連絡がつく電話番号やLINEがあれば、それも。

ホームページの一番上に載せ、SNSに固定し、Googleマップの特別営業時間も設定しましょう。

3. 年末年始の商品とメニューをつくる

年末年始のお客さまが探すのは、贈るものと、お正月に家で楽しむものです。ホームページに「年末年始」のグループを別につくり、普段の商品と混ぜないようにします。

  • **パン屋・洋菓子店:**焼き菓子の缶、シュトーレン、お年賀用の詰め合わせ、手づくりのお菓子。
  • **花屋:**正月飾り、松や千両を使ったお正月アレンジ、胡蝶蘭、法人向けのお祝い花。
  • **ドリンクスタンド・カフェ:**家族向けセット、贈り物にできるギフト券。
  • **青果店・産直:**果物のギフト箱、お米、地域の特産品、おせち用の食材予約。

砂糖をまぶした角切りのしょうがの砂糖漬けのアップ 手づくりのお菓子は近くでくっきり撮ると、注文前に品質が伝わります。写真:rawpixel(CC0)

年末年始の商品にはそれぞれ、実物の写真、はっきりした価格と内容量(500 g入り、果物5種の詰め合わせなど)、何日前までに予約が必要かを書きましょう。写真に自信がなければ、スマホで商品写真を撮るコツをどうぞ。

4. 値引きに頼らない年末商戦と初売り

年末年始は「安いから」ではなく「必要だから」買う時期です。大きな値引きは、一番売れるときに利益を削ってしまいます。次のような工夫のほうが効果的なことが多いです。

  • 価格帯別のお年賀セット。例:2,000円・3,000円・5,000円。予算で選びやすくなります。
  • **早期予約特典:**12月15日までのご予約で、ラッピング無料や手書きメッセージカード。
  • **法人まとめ買い価格:**10箱から特別価格、会社名入りののしにも対応。
  • **初売りの福袋:**中身と価格をはっきり見せた福袋と、次回使えるクーポン。

赤い包装紙に金のリボンをかけたギフトボックス(白い背景) 価格帯ごとに包装済みの箱を用意しておくと、贈り物を選ぶお客さまがすぐに決められます。写真:rawpixel(CC0)

条件と終了日は必ず書きましょう。一度読めばわかる特典のほうが、何段階もある特典よりよく売れます。

5. 予約を受け付けて締切を決める

年末は配送が遅れがちで、宅配便も混み合います。予約を受け付ければ、どれだけ用意すればいいかがわかり、守れないお届けの約束をせずにすみます。

  • ホームページに予約フォームを置きましょう:お名前、電話番号、商品、数量、受け取り・お届け日、住所。注文がLINEやGoogleスプレッドシートに直接届くので、メッセージを手で書き写す必要がありません。
  • 受け取り方法ごとに締切を決める:遠方発送、近隣配達、店頭受け取り。
  • 大口注文やオーダー品は内金をいただく。
  • お渡しの前日に確認のメッセージを送る。

予約がいっぱいになったら、すぐにホームページに「受付終了」と書きましょう。お客さまが何度も問い合わせることがなくなり、一人ずつお断りする必要もありません。

6. 店内を飾り、ホームページの写真を替える

季節感のある店内は、お客さまの「もう一つ」を後押しします。高い飾りは不要で、お客さまが最初に目にする場所だけで十分です。

オレンジ色に熟した実がなる金柑の木とつやのある緑の葉 レジ横に金柑の鉢や正月飾りを一つ置くだけで、小さなお店にもお正月らしさが出ます。写真:rawpixel(CC0)

  • 入口の近くに正月飾りや縁起物、その横に価格を書いたお年賀セットの棚。
  • ホームページのトップ写真とSNSのカバーを、自分のお店の年末年始の商品写真に替える。
  • ページの一番上にお知らせを一行:年末年始の特典、予約締切、休業日。

お正月が終わったら元に戻しましょう。4月まで「謹賀新年」が出たままにならないように。

7. ホームページ、LINE、Googleマップで知らせる

年末年始の情報は、お客さまがよく見る場所すべてに載せ、いつもいちばん詳しい一つのページにつなげます。

  • **ホームページ:**年末年始の商品、価格、予約フォーム、営業日。どこにでも送るのはこのリンクです。
  • **LINE公式アカウント、Instagram:**常連さんへのメッセージは短く、リンク付きで2回だけ:予約開始時と締切前。
  • **Googleマップ:**特典を投稿し、特別営業時間を設定。Googleマップにお店を登録する方法と、Googleの特別営業時間の設定ガイドを参考にしてください。
  • **レジ横:**年末年始の予約ページが開くQRコード付きのカード。

8. 年明け:初売りでお客さまを迎える

新年最初の買い物を楽しみにしているお客さまは多いものです。もう一度来てもらう絶好の機会です。

  • 営業再開日と初売りの日が決まったら、すぐにホームページ、LINE、Googleマップでお知らせ。
  • 年始のお客さまに小さな特典:おまけや次回のクーポン。
  • 年末年始にご注文いただいたお客さまにお礼を伝え、Googleの口コミをお願いする。
  • 早く売り切れた商品、残った商品、よく聞かれたことを記録しておけば、来年の準備が楽になります。

年末年始の商品を載せるホームページがまだない方は、無料でホームページ作成する方法を見るか、無料ホームページテンプレートからパン屋や花屋のテンプレートを選び、店名・写真・価格を替えて、年末商戦の前に公開しましょう。

記事で紹介したテンプレート

よくある質問

年末年始の準備はいつから始めればいいですか?

11月中に始めるのがおすすめです。年末年始の商品を決め、箱や包装を発注し、写真を撮り、12月に入ったらすぐ予約を受け付けられます。

初売りは大きく値引きしないといけませんか?

その必要はありません。福袋、価格帯別のお年賀セット、早期予約特典、次回使えるクーポンなどのほうが、利益を守りながらお得感を出せます。

年末年始にお休みするとき、ホームページは閉じるべきですか?

閉じる必要はありません。休業期間、営業再開日、連絡方法をはっきり書いておけば、お客さまは休み中も商品を見て問い合わせを残せます。

年末年始の営業時間はどこに載せればいいですか?

ホームページの一番上に載せ、SNSに固定し、Googleマップの特別営業時間も設定します。どこでも同じ内容になるようにしましょう。